#1 まだ1日3食食べてるの?

最近話題となっている「(プチ)断食」、「ファスティング」という類いの言葉にあなたはついていけているだろうか。 
これらの言葉はいずれも食事回数や頻度を減らし空腹の時間を作ることを意味する。 
では、一体なぜ、この「断食」が話題になっているのか、要因の解説とまったくの初心者からでも始められる断食メソッドを本特集を通じて取り上げていく。 



1日3食はもう終わり 

あなたも子どもの頃にこのようなことを言われた経験はないだろうか? 


きちんと1日3食食べなさい!」 
ご飯を抜いてはいけません!」 
朝ごはんを食べなさい!


誰しも一度は耳にしたことのあるこれらのフレーズから、私たちは皆、「朝ごはん=大事!最強!」という固定観念を植え付けられてしまっているのではないだろうか。 
今、この文をお読みのあなたも、心の中で「何が間違っているのだ?」とポカンとしていたりしないだろうか。 
実はこの「1日3食」のデメリットが昨今の研究で次々と判明しているのだ。 
では、一体「1日3食」の何が問題なのか見ていこう。 



現代人は食べ過ぎ 

1日3食が健康の大きな柱と思われいるが、それは大きな間違いである。 
何故か?それはズバリ「食べ過ぎ」だからである。 
1日3食しっかり食事を摂るということは、明らかに現代人の必要な摂取カロリーを大きく上回ることになる。 

そしてここでより重要になってくることを説明していく。
それは、1日に3度食事を摂ることによって悲鳴をあげる、私たち人間の体の臓器達だ。 
具体的に見ていこう。 

主として食べ物の消化に携わる重要な器官は、胃、腸、肝臓である。 
そして、人間が口にした食べ物が胃に滞在する時間は約2、3時間。その後小腸に送られる。ここで約6〜8時間かけてゆっくりと分解される。その後に大腸に送られるのだが、ここでの滞在時間は約15〜20時間になる。これを考えると、1日3回食事を摂るということは、これらの臓器に休む暇を与えないということだ。 

人間が休む暇も無く働かされたら、多くの支障をきたすのと同様に、臓器も酷使すると様々な障害を引き起こすのだ。 
それにより、内臓脂肪が増加したり、それによる心臓病のリスクを高めたりなど、様々な弊害が生まれてしまうのである。 
これを踏まえると、大事となってくる大きなテーマが見えてくるのではないだろうか。 



最強の武器、オートファジー 

前述のことから考えられる大きなテーマはずばり、「臓器(特に胃腸)を休めること」である。

それではどうすれば胃腸を休めることができるのか。それは至ってシンプルである。
それは、「空腹の状態を作ること」である。

空腹の状態を作ることにより、細胞内で古くなったり壊れてしまった悪玉タンパク質をエネルギー源として処理し、新しいタンパク質を作り出す、「オートファジー」が活性化するのである。

ここまでくると見えてきたのではないだろうか、今「断食」が話題になっている理由が。そう、「オートファジーを活性化させる=断食をする」ということになるのだ。



何時間断食すればいいの?

では、ここで気になってくるのが「どれくらい断食すればいいの?」ということだ。断食というと1日丸々行う苦行の様なものを想像する人もいるかもしれないが、『空腹こそ最高のクスリ(アスコム出版、青木厚著)』の著者は16時間が最適だと述べている。

これを長いと思う人もいれば、短いと思う人もいると思うが、これは実際それほどに長くは感じないものである。

それでは具体的にどのようなタイムスケジュールで断食するべきか、次回#2でご紹介していく。




参照/『空腹こそ最高のクスリ(アスコム出版、青木厚著)』
編集・デザイン/「〔特集〕今からでも遅くない断食」制作チーム




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Pythonとジャスミンを創りました。好きな言葉は「知崇礼卑」です。