【コラム】「日付なんて?」2021年10月07日 37回

日付を意識する人になりたい。

多くの人がなんとなく、「火曜日か、怠いな⋯⋯ 」「金曜日だ!やっと解放される!」とかの軽い感覚で一日を捉えて過ごしている。曜日を見れば1週間のどの位置に自分がいるか分かって、とても便利だけど、その反面僕たちは日付をあまり意識せずに過ごしている。「今日は何日か?」と聞かれたら「えっと⋯⋯」と考えたり、即座にスマホやカレンダーを見て確認しようとしてしまう。

もし、何にもない部屋に日めくりカレンダーだけがポツンと壁に掛けてあったら、僕はきっと今日の日付を即答できるだろうなと思う。他に見るものがない分、自分のほとんどの意識が今日の日付、今日という一日に集中するからだ。でも、僕たちの生活には、日めくりカレンダー以上に面白いたくさんの刺激が転がっている。なんなら、スマホを見れば済むのだから、日めくりカレンダーすら無いかもしれない。ちなみに僕は、余計な機能がなくて、日付が大きく入った日めくりカレンダーが好き。

日付を意識して生活しなくても良いじゃん、と思う人もいると思うが、確かに日常生活で日付は必要な場面で用いるツールに過ぎないかもしれない。だけど、ずっと意識しなかったら、きっと光の速さで時間が進んでいくと思う。時間の進み方がはやければはやいほど、人生は短く感じるかもしれない。そして、大事なものを見失うかもしれない。逆に日付を意識すると、今日という一日を意識できる。今日という一日が意識できるなら、時間というものの流れやその貴重さが肌で感じられる。だから、普段の過ごし方を考えられるようになり、時間を浪費しにくくなる。

そんなうまくいくわけない。確かにそうかもしれないが、意識するのとしないのとではきっと何かが違う。その何かは今は分からないが、きっと人生の終わりにその答えを知るのだろう。せっかくなら、今日を大事に生きたいな。

Σ

Pythonとジャスミンを創りました。好きな言葉は「知崇礼卑」です。