【コラム】「やさしさとやわらかさ」2021年09月17日 17回

やさしさとやわらかさは人の心を落ち着かせる。

例えば、紙と鉛筆。木に包まれた炭が紙の上にそっとのる。紙と炭が触れ合う時の音はさらさらと美しい。木のほのかに甘い香りは静かに鼻から全身へ流れ込む。

私たちは、鉄から生まれたり、アルミを食べたりはしない。柔らかさと温もりのある心優しい自然から成り立っていると思う。

だから、自然を見ると癒され、触れると不思議な感覚に包まれる。

そんなことを考えながら生きていると、自然が愛おしく見えることがある。人から聞く自然に関する話はどうしても悪い知らせが多い。

干魃による農作物の被害、土砂崩れで道路が塞がれた、地震で家が崩壊した。

自然といえば災害。突然猛威を振るう恐ろしいもの。

もちろん自然の力は計り知れないし、被害に遭っていない人が述べるのは烏滸がましいことであるが、それでも自然はあらゆるところで私たちを支えている。突然猛威を振るうのは人だって同じ。

それを悪いことだと思うのは人間からの視点。地震だって自然にとってはプレートのずれによる揺れに過ぎない。

共存は、お互いが理解し大事にしあった時に生まれる。

ドアを開ける。広がる世界にありがとうと。

良い一日を。

Σ

Pythonとジャスミンを創りました。好きな言葉は「知崇礼卑」です。